大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしています、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。

不登校やひきこもりのお子さんは昼夜逆転や

食生活、風呂に入らない、着替えない

などの生活習慣の乱れ、ネットやゲーム

依存、暴言や暴力等数々の問題行為が

ある傾向にあります。

 

しかし、どれもこれも本人は好きで

やっていたり、楽しくてやっている

わけではありません。

勿論、ゲームやネットは好きでやっていることも

少なくはありませんが。

 

本人は本当に辛く、苦しさをまぎらわす

逃避行為ととらえることもできます。

 

本人も自分の心の中のモヤモヤした気持ち、

不安、怒り、自己嫌悪等でどうしたらいいか

わからないのです。

 

そんな本人に対し正論や常識で

話をしても無駄です。

 

逆に状況が悪くなります。

 

例えば昼夜逆転は本人が本当にやりたいことが

ある日は、たとえ不登校やひきこもりで

あったとしても朝早く起きることができます。

 

またネットやゲームも精神的に落ち着いてくると

携わる時間が減ってきたりします。

 

回復してくれば黙っていても問題行為は

改善されます。

 

よくそこの部分にこだわる親御さんが多いのですが、

そこは枝葉のようなものです。

 

心配するのはわかりますが、

今はそこにこだわり過ぎると

本流を見落としてしまいます。

 

一番大切なのは、家庭内でお子さんの

精神状態を落ち着かせる、安心させることです。

 

そのためには、お子さんの言うことを否定せず

受け止めてあげてください。